引間です。

コロナが少し収まってきましたが、この暑さと雨で蒸し蒸ししていますね。まだ暑さに慣れていないので、熱中症対策が必須の時期になりました。
当社では、熱中症対策手当を6月と7月に出します。コロナも命が掛かっていますが、この暑さの中での重労働も命懸けの仕事と思います。

先週と先々週は当社も少し暇でした。周りの話を聞くと、全般的にまだ動きが鈍いようです。止まっている仕事が一気に動き出すと、7月は逆に仕事が重なってやりきれなくなる可能性もあります。このコロナ禍の中、まだ仕事があるだけ有難いと感謝し、今まで通り一つ一つ丁寧に収めていきたいと思います。暇だった時に置場の片付、整備をやりましたので、紹介したいと思います。

４ｔのフェンダーを６つ、とてもカッコよく作ってくれました。当社には器用な社員がいます。有難いことです。ボロボロのフェンダーを私が頼んだわけではありませんが、自発的に制作を申し出てくれました。とてもうれしいです。あれを買うと一つ10万くらいするとのこと、助かります。また、詰所の階段の塗装もきれいに塗ってくれました。昔塗装屋にいたI君が塗ってくれました。その他、駐車場の整備や、草刈り、工具の清掃や整備など、私が指示しなくても、みんなが考えて暇だった数日間、いろいろとやってくれました。事務所のアクリル製仕切り板の取り付けは私が頼みましたが、材料や施工方法はN君が考えてやってくれました。とても良くできています。当社の社員は、全員正社員だから、皆良く働いてくれます。そして会社のことも考えてくれています。先日久しぶりの全体会議をして、アンケートをとりました。一人一人が会社や仲間のことをまじめに考えてくれていることが、改めてわかりました。とても嬉しく思います。
　その一人一人の考えをみんなが集まるとひっこめてしまうのが、もったいないところです。日本人は空気を読む人種のようです。こうしたほうが無難だな、とか場の雰囲気に飲まれる傾向があります。これを言ったら、嫌われるなとか、空気を読むことって大体は保身の為ですよね。私もそういうタイプなので分かります。本物の意思決定をしてこなかったからなんだと、恥ずかしながら最近学びました。相手の為、会社の為と思えば、自分の考えを言うべきです。それを怠ったことと、みんなからの声をしっかりと受け止めてこれなかった自分が全て悪かったのだと、わかりました。この歳で、恥ずかしい限りです。
　これからは、何でも言える、議論できる会社を目指します。